後悔しない新築戸建ての予算の考え方についての特集です。曖昧に新築戸建ての購入を検討するのはよくありません。当記事では、新築戸建てでやってしまいがちな失敗をまとめました。こちらを参考にして検討を進めてみてください。
1. 勢いで購入しない
「収入が安定しているから、新築戸建てを購入しよう!」という考えにはリスクがあります。後悔しない新築戸建ての予算の考え方を考慮に入れて、適切な対応を取ったほうが賢明です。
1-1. どんなお金がかかるか知っておく
新築戸建ての購入でかかる費用ですが、次のような費用がかかります。
・土地・建物購入費用
・住宅ローンの借入費用
・不動産の登記費用
・引っ越しにかかる費用
後悔しない新築戸建ての予算の考え方とは、「かかる費用を前もって計算する」ことにあります。たとえば、不動産の登記費用が大きくぶれることはないのですが、引っ越しにかかる費用はぶれると思ったほうがよいでしょう。建築費用や土地購入費用は前もって調べられますので、必ずチェックしておいてください。
1-2. 頭金の相場を知っておく
頭金の相場ですが、「購入価格の約2割」とされています。現在は住宅ローン金利が下がっているので、新築戸建てを購入する場合、とくに注意して欲しいのは住宅ローン金利となります。新築戸建ての頭金の相場を知っていることは重要なことなので実はローンは、後になって支払いを増やすことが可能です。このような背景もありますので、頭金を少しでも多く入れようと考える必要はありません。
その他の注意点として、ローンシミュレーションをすませておきましょう。約2割の頭金を入れたからといって、必ずスムーズにローン返済を行えるとは限りません。さまざまなトラブルを想定して、シミュレーションを用いて「実際に支払えそうか」も検討したほうがよいのです。
2. 予算を決める
後悔しない新築戸建ての予算の考え方で重要となるのは、予算を前もって決めておくことです。何を参考にして予算を決めればよいのかわからない……。そんな人ほど、具体的な予算の決め方を知っておきましょう。
2-1. 見栄を張らないようにする
予算を決める際に「欲張って決める」のはよくありません。そのため、次のポイントを理解した上で予算を決めたほうが賢明です。
・世帯年収で予算を組む
・将来の離職についても考える
・余裕をもって支払える金額にする
今まで新築戸建てを購入することは人生でそうない経験です。「よし購入するぞ」という気持ちが強くなってしまい、テンションが上がりすぎ、肝心の「本当に支払えるのか」を後回しにしてしまうことがあります。
新築戸建ての予算を決める際は、世帯年収で予算を組むようにしましょう。かつては世帯年収の5倍が目安といわれていたこともありました。しかし現在は融資環境がまったく異なっております。あまりこだわりすぎず、払える能力の範囲内でローンを組んでください。
2-2. 資金計画について考える
その他の注意点では、次のようなことを守ったほうが、後悔しない新築戸建ての予算の考え方につながります。
・情報収集
・条件整理
・予算組み
まずは、新築戸建てに関する情報収集をしましょう。次に、不動産会社は信用できるのか、もう少し待ったほうが安くなりそうな物件かを探るようにします。他にも、今だけのキャンペーンを開催していないかチェックしてみるのもおすすめです。
条件整理とは、「購入の決め手」をまとめておくことです。条件整理をうまくまとめていると、本当に欲しい物件を絞って予算組みに進めます。予算組みにおいても、「すぐに新築戸建てを購入したい」とはいわずに、計画を立てて順序良く対応を取っているだけでも、新築戸建ての購入で焦るケースがなくなります。
3.まとめ
新築戸建てを購入する際に重要となるのは、焦らないことです。モデルルームは大変豪華に作られていますため、心躍らされる雰囲気に飲まれてしまいがちですが、冷静さは必要です。また、頭金の相場は約2割とされていますが、現在の融資環境はかなり変化しています。頭金が貯まるまで購入できないという考えは持たないほうがよいでしょう。ローン返済は、後から返済金額を加算することが可能です。そのため、初回の返済で多めに支払わないといけないわけではありません。もし、ローン返済についてよくわからない場合は、ローンシミュレーションを行っておきましょう。心の余裕がかなり違ってきます。
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