新築のお風呂で失敗しないための大切なポイント!

新築で家を建てるとき浴室はとても重要な部分となります。1日の疲れや汚れを洗い流す場所で、お子さまがいらっしゃるご家庭であればそれなりに広さも必要となってくるでしょう。デザインや広さなど、オリジナルの浴室を作るのであれば決めなければいけない箇所がたくさんあります。やみくもに決めてしまうと後悔することになりかねません。今回は新築のお風呂で失敗しないために押さえるべきポイントについてご紹介いたします。

1.非常に大切なポイントは「窓」

新築お風呂で失敗しないためのポイントは「窓」です。意外と思われる方も多いかもしれませんが、まずは浴室に窓をつけるか否かということから真剣に考えなければなりません。窓をつけた場合とつけなかった場合ですが、それぞれ一長一短あります。

窓をつけた場合ですが、メリットとしてはやはり開放感と清潔感です。窓があることで陽の光を取り込めますので、日中は浴室内がとても明るく、開放的です。さらに換気扇だけでなく窓からも換気ができることで、除菌効果も高く通気性抜群です。しかし、冬場になると窓付近が非常に外気によって冷えることで湯冷めしやすくなります。また基本的に浴室は1階で外に面した部分にあることから、すりガラスにしたとしてもプライバシーやセキュリティ面に不安を感じてしまうデメリットがあります。

一方、窓をつけなかった場合はというと、外気の影響を受けることがなく浴室内の温度が安定することや、室内からしか出入りができないためセキュリティが非常に高いメリットがあります。デメリットとしては、換気扇だけで換気をすることになるので、カビの発生や、陽の光が入ってこないため閉塞的な印象を受ける可能性が挙げられます。

最終的にどちらを選択するのかはご自身次第ですが、一度完成してからですと変更はできませんので、じっくりと将来を見据えて決めるといいでしょう。明るく開放的な浴室がいいのであれば窓をつけるべきですし、安心安全な浴室を望むのであれば窓をつけないほうが良いです。

2.浴室の広さやオプションも重要です

窓以外にも、浴室自体の広さやどこまでのオプションを付けるのかも大切です。まずは広さですが、バスタブの広さと洗い場の広さのどちらも考える必要がありますが、いずれにしても窮屈に感じない程度の広さがベストということが共通しているのではないでしょうか。一般的にはまずは浴室の広さに応じてバスタブの大きさを決めるのですが、洗い場を広く取ることで身体を洗いやすくなりますし、同時に掃除もしやすくなることから、できるだけ広くするといいでしょう。ただし、使う人のサイズに合わないほど広くしてしまうと、浴室内が温まりにくく、冬場には寒さを感じるなど、浴室乾燥機能を使ったときに電気代などがかさんでしまう可能性もあるので要注意です。

もう一つ、オプションをどの程度つけるのかということですが、ショールームに行くと最新の浴室設備を紹介しているため、あれもこれもと考えてしまいがちです。実際つけたところで使ったのは初めのうちだけになってしまうことも少なくありません。そのため新鮮でなくなったとしても機能的に便利なので使用し続けるもの以外は、いったん諦めることをおすすめします。例えば浴室のテレビが代表的なもので、初めのうちは使用しますがそのうち全く使わなくなり、反対に使用はしても、つい長風呂になりほかの家族がお風呂に入る時間が遅くなってしまうと問題が生まれる恐れもあります。

3.お風呂の種類

あまり知られていないかもしれませんが、お風呂にはいくつかの種類があります。大きく分けて3つに分類され、大きな違いはカスタマイズ性です。具体的な違いをご紹介しましょう。

3-1.在来工法

最もカスタマイズ性が高く、全て手作りのためとことんこだわりたい方に選ばれる種類です。窓の位置や高さまで細かく決めることが可能ですので、バスタブに浸かりながら自然に外を眺められる設計も行えます。自由度に比例して費用も高くなりがちですので、予算に余裕がたっぷりある方でないと難しいという種類でもあります。

3-2.ユニットバス

シェアでいうと一番といっても過言ではない種類です。ユニットバスはトイレと浴室が合体しているものと勘違いをなさっている方も少なくありませんが、正しくは存在しているパーツを組み合わせることで完成する一体型のお風呂のことです。近年では種類やカラーバリエーションも豊富で、コストを抑える意味でも人気を集めています。

3-3.ハーフユニット

在来工法とユニットバスのいい部分を合体させたような種類です。壁や天井を事由に設計できる特徴があり、窓の位置に関しても決めることができますが、種類があまり多くないメリットがあります。

4. 新築お風呂の施工事例

お風呂を新築する施工事例ですが、例えば海外のラグジュアリーなホテルをイメージしたものを挙げてみましょう。バスタブは円形の丸みを帯びたデザインのものを採用し、窮屈な感じを払拭します。バスタブを囲う土台部分には黒い大理石を採用し、自然に高級感の演出が可能です。洗い場の床面はホワイトにすることで大理石とのコントラストも映えます。正面には全体がしっかりと映る大きな鏡を設置し、高い見通しを確保するのです。バスタブの横には一面に窓を設置し、非常に開放的になります。

どなたでもイメージ次第でこのような浴槽が実現可能で、それ以上にこだわりを反映できるので、納得する仕上がりになるまで追求してみてはいかがでしょうか。

5.まとめ

窓と広さとオプションの3つのポイントを押さえることで、後悔することのない満足できる新築のお風呂を作れます。特に窓は大切な部分ですので、事前にシミュレーションをしっかりとした上で決めるといいでしょう。「有限会社ハウス壱番館」では、貴方の理想とする家造りをサポートいたします。お風呂にこだわりたいという方に関してもとことん付き合います。新築の家をご検討中でしたらまずはお気軽にお問い合わせください。

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